電柱の上の電線などの工事をする際に必要になるのが、高所作業車です。
文字通り高所の作業に特化した車で運転できる資格を取るためには、高所作業車技能講習を受ける必要があります。
特殊な車両ですので、一見特殊な免許や技術が必要になるのではないかと思われがちですが、資格取得の難易度は高くなく講習をきちんと受ければ十分に取得することが可能です。
高所作業のための車は、ハシゴを自動的に昇降させて作業員の安全を確保しつつ、高所での作業をできる車両となっています。
作業床の高さによって運転者資格は異なってきますが、10m以上の車両の運転は技能講習を受けた人でないと運転できないようになっています。
仕事の幅を広げるためにも、受けておいて損はない講習です。
この技術技能講習センターでは、そんな10m未満の高所作業車向けの運転技術技能講習を行っています。
サイトから申し込むことができるようになっていて、東京・千葉・神奈川でそれぞれに会場を用意しているため自分の住んでいる地域で受けることができます。
学科は6時間となっていて、高所作業用の車両の作業に関する装置の構造及び取り扱いに関する知識、原動機に関する知識、運転に必要な一般的事項に関する知識と関係法令を学んでいきます。
これに加えて実技が3時間あって、装置の操作を学べる講習となっています。
工事現場などで事故を起こさないためにも、この講習でしっかり基礎を学ぶということが大切です。